自由が丘ストーリー

身一つ上京のアラサーが自由が丘でつくる物語

流行りのファスティングをしたら死にかけた話①

ファスティングが流行っている。

ケトン体ダイエット、半日ファスティングなど

私も美容と健康に関心のあるアラサーの一人であり、日常的に半日ファスティングを行ってきた。

だから、2020年のGWを利用して、いよいよ初めての3日間ファスティングをやってみよう!と意気揚々だった。

この時の私は、その数日後、人命の危機と大後悔と大きな学びを得るとは全く知らなかったのだ……。

 

なぜファスティングに興味を持ったかというと、

もともと私は痩せていて筋肉が付きづらく、ダイエットなどしたことない、太ったことがない、という体質だ。

しかし、肌荒れがひどく、生理の度にあごまわりにニキビが出来たり、背中に繰り返しニキビができたりと、小学校高学年以降苦しめられてきた経緯がある。

何をしてもだめだ~~!となっていた中

 

アラサーになり、改めて食と美容の知識を得ようと、数冊の本を読んで

良い脂質を得ること、糖質と脂質の代謝を上げること、タンパク質中心の食事に替え

オーガニックな食材ばかりを食べることに専念するようになった。

腸活としてリーキーガットの改善も目指している。

食べるものによって、肌の感じが変わったりするのを丁寧に感じとりつつあったが、それでも

肌の調子がが良くなったり、悪くなったりするのを繰り返していた。

 

知識を得て実行してもまだ、目指している効果が表れない。

目指すは、ニキビのできない肌、すべすべの背中…💖

それなのに、くりかえしボンっと赤く腫れたニキビが出来てしまう。

 

これは身体を抜本的に健康にしなくてはならないのでは!?と思うようになった。

 

もともと健康オタク、料理好きということもあり本格的ファスティングに興味を持つようになり、情報収集に明け暮れるように。

ネットに書かれるファスティングの効果は、内臓が休まることで老廃物が排出され、宿便が出て、血液サラサラになる、など嬉しい効果ばかり。

もともと半日ファスティングはやってたし、数日間のファスティングはその延長だ、やってみたい⇒やってみよう!

 

意気揚々!

 

そして、初めての本格的なファスティングということで、身体的な変化をより具体的に捉えたいということで、人生ではじめて体重計を買った。

(ダイエットをしたことがなく、体重計の必要性を感じたことがなかったのだ。)

 

体重計に脚をかけるのは一年前の職場の健康診断以来だ。

 

すると驚きの数値が…!

半日ファスティングを数か月続けていた効果からか、1年前よりも4kg痩せていた…!

そして、BMIは16.5…。

この数値を見て、初めて危機感を感じた。

 

自分は痩せすぎてる!!!

 

痩せすぎている人がファスティングをしても大丈夫なものなのか?急に不安になった。

友人に相談し、大丈夫かどうか確かめたところ「止めた方がいい、死ぬよ」と警告を受ける。

でも実は、相談の体を取りながらも、本当は「ファスティングしても大丈夫だよ」と言ってもらいたかったのだと思う。

 

友人の警告はありつつも、溢れる情報の中から、「痩せていても内蔵機能回復のためのファスティングはあり」

という解釈を自分でして(相談の意味がまるでない)、「もし何か危険を感じたらすぐにやめよう、絶対に無理はしない。」

「この不安になるのは、変わろうとする自分にたいする、現状の自分のある種の抵抗感かもしれない!それに打ち勝ってやってみよう!」という判断をした。

 

この時の私は、数日間かけて準備食をしていたこともあり、ファスティングに向けての意欲が高まっていた。

なぞのドーパミンが出ていたのだと思う。

 

ファスティング期間を乗り越えるため

体組成計を測れる体重計と、MCTオイルと、ぬちまーすというミネラルたっぷりの塩と、良質なオイルであるギー、そして純ココアを用意して

ついに3日間ファスティングを開始したのであった。

 

つづく